ver.20090305
当サイトの小説「Beyond the Time」に登場する用語の説明
2009年3月5日更
・ガイア主義
・反地球主義
ア行(3) カ行(5) サ行(2) タ行(4) ナ行(1) ハ行(5) マ行(1) ヤ行(0) ラ行(0) ワ行
ア行
亜空間通信 [あくうかんつうしん]
亜空間を通じて銀河の端から端までタイムラグなしで通信できる革新的通信技術。いつ確立されたかは今となっては不明だが、この通信技術がなければ銀河系ネットワーク・システム(G-NET)は完成しなかった。
AMEA/アメア(反機械化帝国同盟) [あめあ]
パスト・ポイント1100年頃に発足した「機械化帝国」に対抗し、人類絶滅の危機を回避する為に人種、宗教、国家の枠を超えて人類が結託しせう率されたのが「AMEA、アメア(反機械化帝国同盟[Anit-Mechanic Empire Alliance])」である。一説では、機械化帝国に対する勝利の後、この同盟が汎銀河共和国の前身になったとも考えられている。
エックス・コロン計画 [えっくす・ころんけいかく]
アルテミフが推し進めている計画の名称。その詳細は分かっていないが、「文明回帰主義」、「ターンA」、「ターンX」というと単語が大きく関連していることは確かである。エックス・コロンとは文明回帰主義者が好んで使うシンボルマークが由来と噂されている。
カ行
ガイア(地球)主義 [がいあしゅぎ]
ガイア(地球)を人類発祥の聖地として崇敬し、ガイアに人類は住むべきではないと主張する主義。地球の「無人化」による地球環境の回復を謳っている。
太陽系連邦、外宇宙連合の双方に多くの支持者がいる。
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別名:「ガイアニズム」「地球聖地主義」「ティエラ主義」
反語:「反地球主義」「反ガイア主義」「アンティ・ティエラリズム」
カテゴライズド(1-10) [かてごらいずど]
外宇宙連合軍によって使用されるニュータイプ能力保持者の力量識別方法によってカテゴリーと番号付けられている者を示す時に「カテゴライズド(数字)」と呼ぶことがある。
カテゴリー(1-10) [かてごりー]
外宇宙連合軍によって使用されるニュータイプ能力保持者の力量識別方法。カテゴリーは1から最高10まで存在する。テレパシー、サイコキネシス、未来を予見できる者、またそれら全部を行える者など、ニュータイプ能力を持つ者も様々なため、このような識別方法が生み出された。尚、ここで言われる「ニュータイプ」は能力のみを指しており、進化した人類という意味は持たないのだが、実際にカテゴリーと番号付けられている者の中には、カテゴリー外の人物を軽視する風潮がある。
ガンダム [がんだむ]
この時代、一般人でガンダムという名を知る人物は多くはないが、軍人の間、特にパイロットの間では太陽系連邦、外宇宙連合共に広くその名は知られている。最終戦争でも、「ガンダム」と呼ばれる機体が何機か存在していることが確認されている。その凄まじい力と白い機体が多いのか、「白い悪魔」と兵士の間では呼ばれ恐れられている。
機械化帝国 [きかいかていこく(Mechanic Empire)]
パスト・ポイント(P:)1100年頃に、高度に発達しすぎた人工知能がある時「自我」を持ち、無人兵器を統率し「機械化帝国」を設立、「人類抹消プログラム」を、星系規模のネットワークを通じ実行に移した。当時、90%以上の兵器は既に無人化されており、そのすべての無人兵器が人類に反逆したことにより、人類は機械化帝国に対抗する術を持たなかった。しかし、人類滅亡の恐怖が現実と化した時、人類は再び結託し「AMEA、アメア(反機械化帝国同盟[Anit-Mechanic Empire Alliance])」を設立。激戦のすえ、機械化帝国を撃退することに成功したと言われている。しかし、メモリーロスト事件以降、この帝国が実在したのかさえ疑問の声が上がるようになっている。詳細は「年表の補足※1」へ。
コネクター(結合者) [こねくたー(けつごうしゃ)]
コネクター(結合者)とは、人体の大部分を機械化(ナノマシン化)し、機器やネットワークと直接に接続することが出来る人のことを指す。コネクターとなることにより、複雑化したMSをより機敏に動かせるという利点があることから、この時代のMSなどの兵器を操縦するパイロットの中には全身(脳を除く)を機械化している者もいる。しかし、コネクター化によって「生きる兵器」となることに、大多数の人が疑問を抱いており、多くの人権団体からも反発を呼んでいる。そして、「ほぼ肉体的には人間でない」コネクターに対する差別意識が少なからずとも社会に広がっている。
 最終戦争初期に太陽系連邦が外宇宙連合の「ニュータイプ」部隊によって大きな痛手を受けたことが、多くのコネクターを生み出すムーブメントの主な要因だとも言われている。また、コネクターと普通の人間とを外見だけで見極めるのは非常に難しい。また、他の要因として「機械化帝国」により無人兵器を使用することが躊躇されるようになったことが、全身コネクター化を推し進めることになったと言われている。

※多くのパイロットは主に両手を部分的に機械化し、操縦桿にあるナノプラグと接続している。一部分を機械化した人をコネクターとは言わない。
サ行
最終戦争 [さいしゅうせんそう]
最終戦争(別名:ハルマゲドン、アーマゲドン、アルマゲドン)は、パストポイント300年に太陽系連邦による地球圏侵攻によって勃発したと言われている。最終戦争は大きく「前期」「中期」「後期」に分けられる。数百億の死者が300年の間に出たと推定されているため、この戦争が人類最後の戦争ではないかという考えからこの名称が最終戦争後期から使われるようになったと言われている。
G-NET(Gネット) [じーねっと]
銀河系ネットワーク(Galactic-NETwork)の総称。亜空間通信を利用した銀河系規模のネットワークシステム。宇宙進出以前の旧世界にて使用されていた「インターネット」と呼ばれるシステムを銀河規模にしたようなものである。
タ行
∀(ターンA)[たーんえー]
白いヒゲのようなフェイスガードという特徴的な外見を持つ機体。「月光蝶」と呼ばれる無力化兵器システムを搭載している。最終戦争前期から中期にかけて活躍したターンタイプのMSの1機だと思われる。
X(ターンエックス) [たーんえっくす]
幾度もの改修によって、原型が分からなくなった銀色の謎の機体。頭、胴、腕、足と各パーツが分離可能で、各パーツが独自に攻撃が出来るシステムを搭載している。最終戦争前期から中期にかけて活躍した、ターンタイプのMSの1機と思われる。
ターンタイプ [たーんたいぷ]
最終戦争前期から中期にかけて製造され活躍したMSと云われているが、実際のところいつどこで、何機製造されたかも定かではない。ターンタイプには、多用な戦術、戦略別にターンタイプと呼ばれる機体があったと推測される。ターンタイプとは、名の通り「たった1機で戦局をターン(逆転)」することが可能な能力を持つMSを指していると思われる。ターンXとターンAは、現存するターンタイプの最後の2機であると思われる。
ディストーション [でぃすとーしょん]
ディストーションとは、重核兵器(Massive Nuclear Weapon M.N.W.)の総称である。通常の核兵器とは比べものにならない程の威力をもつ。一発で惑星、星系を消滅させることが出来る破壊力を持つ核兵器を指す。
その凶悪な破壊力を目の当たりにした両国(外宇宙連合、太陽系連邦)は、約200年前に、重核兵器の製造、使用の禁止条約を締結しているが、現在その条約が守られているかどうかの保証はない。総称は、重核兵器が炸裂したときに発生する空間の「ねじれ」から付けられた。
ナ行
ナノマシン [なのましん]
細胞サイズの極小機械の総称。この時代では、ありとあらゆる物がナノマシンによって構成されている。ナノマシンは、医療から兵器まで多種多用な目的に利用できるため、今では人類が生活する上で絶対に欠かせないものとなっている。ナノマシンの中には、自己増殖能力を持つナノマシンもある。また、「月光蝶システム」はこのナノマシンを兵器化したものである。
ハ行
バイオコミュ [ ばいおこみゅ ]
バイオ・コミュニケーション(生体通信)の略称。ある一定の距離内で声を出さずとも、同じバイオコミュ・ネットワーク内の相手と相互通信が出来る通信技術。この通信技術を用いるには、脳の一部にバイオコミュ用のナノチップを埋め込む必要がある。
反地球主義 [はんちきゅうしゅぎ]
反地球主義では、地球を人類の進化の促進を阻んでいてる存在として捉えており、「地球の重力からの人類の解放」をスローガンに破壊活動を展開している。ニュータイプ至上主義と通じる所があり、究極的な目標は地球を人類が住めない場所へと変えることであると言われている。「反アースノイド原理主義」とも言われる。
分子兵器 [ぶんしへいき]
現在、MSや艦艇などあらゆる兵器には、その防御システムとしてビームバリアー、ビームシールドが搭載されている。そのビーム防御システムをいかに無効化するかが、戦闘の勝敗を決めるといっても過言ではない。それを無効化するのが、この分子兵器である。分子兵器とは、ビーム防御兵器接触時に分子レベルで干渉し、ビーム防御兵器を突破することが出来る特殊な弾頭を持った実弾兵器を示す。強力な兵器であるが、その反面製造コストが非常に高いのがネックであり、主に大型艦艇による艦艇同士の戦いや、軍事拠点を破壊するときなどに限り使用されることが多いのが現状である。
文明回帰主義 [ぶんめいかいきしゅぎ]
ティフラ・アルテミフにより提唱された思想。この主義の内容は、『人類をさらに「進化」させるために、文明を再び一からやり直す』という一文に集約される。
 過去に人類は幾度ともなく文明が滅亡或いは滅亡の危機があり、その結果として人類は徐々にだが「高み」へと至る階段を昇っており、原始文明から高度文明への「サイクル」を繰り返すことにより、人類はいつの日か「高み」に達し、真実の「平和」を手に入れることが出来ると主張する。高度化され過ぎた現在、人類は滅亡の危機にあり、人類がこの宇宙から消滅する前に、この世界を再度原始的な文明へと「回帰」させ、「高み」へと至るプロセスを推し進めようというのが文明回帰主義が掲げる目標であり主な主張である。
 アルテミフが提唱する以前にも似た思想がいつの時代にもあったと言われているが、歴史の前面に出てきたことは稀であったため、あまり知られることはなかったと言われている。アルテミフが提唱したというよりは、脈々と流れていた思想を継承し歴史の表舞台へと導きだしたとも言える。
文明回帰主義者 [ぶんめいかいきしゅぎしゃ]
ティフラ・アルテミフにより提唱される「文明回帰主義」を信奉する人々を指す。太陽系連邦のみならず、外宇宙連合にも多くの信奉者がいるといわれている。文明回帰主義者の多くは、自らを文明回帰主義者と名乗ることはあまりなく、密かにこの主義に同調している人が圧倒的に多い。
文明回帰主義者であるから、何かをしなければならないということはないが、熱狂的な主義者たちの多くは、アルテミフが打ち出す政策を支持し積極的に活動をしている。
一部の熱狂的支持者はアルテミフを現人神のように崇拝している。
マ行
メモリーロスト事件 [めもりーろすとじけん]
最終戦争前期に、G-NETに人類のこれまでの歴史記録を保存していた「メモリーバンク」が、太陽系連邦のサイバー攻撃を受けたことによって消去してしまった事件。これにより、最終戦争以前の人類の歴史があやふやになってしまった。戦争以前の人類史を人々は、「黒歴史」と呼ぶようになる。残存したデータは、外宇宙連合と太陽系連邦両方が保持している。
ヤ行

ラ行

ワ行

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