Ultimate Justiceに登場する科学技術、用語の紹介 
用語リスト(アルファベット順)
A.M.I.(アミ)
対ニュータイプ兵器開発計画
A.R.C.S.(アークス)
ビームバリアー
E.D.S.(地球圏防衛システム)*
F・テクノロジー
第二次軌道エレベーター群建設計画*
太陽系連邦
THE HALO CITY PROJECT*
U.B.C.S.
U.B.C.S.ミサイル
ウィアロン
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A.M.I.(アミ) 対隕石迎撃砲 (Anti-Meteorite Interceptor)
 AMI(アミ)は、月面の各都市に設置されている小隕石を破壊する為の迎撃砲の名前である。大気のない月では、数メートル規模の隕石でも、都市の重要施設などに直撃をすれば、致命的なダメージを受け、大惨事を招く可能性もある。それを未然に防ぐために、AMIが各都市に設置されているのである。しかし、このAMIも対応できるのは数十メートル規模の隕石のみであって、数キロ規模の隕石には対応できない。そのような巨大隕石が飛来した場合には、隕石に取りつき直接破壊する特殊部隊が存在する。
対ニュータイプ兵器開発計画 
(Anti-newtype Weapon Development Program)
 EP030年に、当時URES議員であったマックス・イナダを中心に、秘密裏に進められていた計画。その内容は、ニュータイプが地球圏に脅威となる日が再び来ると推測し、事前にニュータイプに対抗出来得る兵器を開発しようというものであった。
アークス、ARCS (Ability Reinforcement Control System)
 『対ニュータイプ兵器開発計画』の一端として、開発が進められた。当初、アークスはUBCSを補助するものとして開発される予定であったが、UBCSが掲げていた目標を達成できなかったために、急遽アークスは主役に踊り出る事になった。
 アークスは、パイロットの能力を短時間だが、飛躍的に強化させ、人工的にニュータイプ能力を発生させる装置である。この装置の開発には、宇宙世紀初期のあるシステムが元になったとも言われている。当初、この装置には起動可能時間に個人差が生じるといった問題があったが、その問題も解決されつつある。
ビーム・バリアー (Beam Barrier)
 ビーム・バリアーには、通常3種類の使い方がある。
 第1は、大気圏突入時と大気圏内での音速飛行である。EP時代の多くの艦船には、大気圏突入用のビーム・バリアーが搭載されている。URES軍の多くのMSは、大気圏内での運用を目的とされているため、音速飛行用のビーム・バリアーを搭載している。
 
 第2は、戦闘時におけるビーム兵器、実弾兵器を防御するという使い方である。しかし、対ビーム、実弾兵器への盾としてビーム・バリアーを展開させるには、大量のエネルギーを消費するという欠点があり、モビル・スーツに搭載されることは滅多にない。それよりも、エネルギー消費の少ない、ビーム・シールドを使用するのが一般的である。

 第3は、恒星間、惑星間における亜光速航行時に用いられる。隕石は勿論の事、スペースデブリなど小さな隕石でも、亜光速という速度で衝突すれば、大きな事故に繋がりかねない。惑星間航行は当たり前の今、ビームバリアーは、欠かせないものとなっている。
F・テクノロジー  (Forbidden Technology)
 それは、主に「クローン」、「遺伝子操作」「ナノマシン」の技術を指している。宇宙世紀後半になると、このテクノロジーを悪用する事件が多発した。太陽系連邦の圧倒的軍事力による支配が始まると、これらのテクノロジーの人間への適用は禁止され、それに関係する情報は一切封印されたといわれている。
 万が一、禁断の技術を使用した者がいれば、本人、家族、親族、関係者まで死刑にされるという法律が成立した。それが、F・テクノロジーの乱用を抑制する事となった。しかし、それは太陽系連邦が崩壊した今、このテクノロジーの使用を規制する法律は一切ない。
太陽系連邦  (Federal States of Solar System)
 地球連邦という巨大な組織が崩壊した後、晴れて独立を果たしたセツルメント(元コロニー)だが、テロ、暴動、クーデター、宗教間紛争など、多くの問題が絶えなかった。その結果、UC0272年には再び地球圏を統括する地球連邦が誕生した。その巨大国家誕生に危機感を募らせた外惑星圏セツルメントは、外惑星圏共同体を発足。
 その後、両者は歩み寄り、UC0300年に立案された「太陽系連邦構想」によって、とうとう太陽系全土を統治する星系国家が誕生した。
 太陽系連邦は、その圧倒的な軍事力により3世紀に渡って繁栄し続けた。しかし、長期に渡る繁栄は多くの腐敗した官僚たちを生み、太陽系連邦時代後期には、地球を特別階級のみが住む事が出来るリゾート地へと変えるだけに留まらず、地球を独占したいあまりに、人類初の恒星国家との国交断絶、さらには国民への軍事的支配の強化政策を取り、国民は不満を募らせるようになる。
 結局、太陽系外縁区の国民が蜂起し、それが外惑星圏にも飛び火し「ニュータイプの反乱」とも「13年戦争」とも呼ばれる太陽系連邦崩壊の原因となった戦いが起こり、太陽系連邦は「地球圏連合共和国」「外惑星連邦」の二つの国家へと分解することとなった。
U.B.C.S. (Unmanned Battle Control System)
 UBCSは、『対ニュータイプ兵器開発計画』の一端として、開発が進められた。UBCSは、MSや艦艇といった兵器の無人化を制御することを可能とする装置である。
 これまでも、多くの無人MSが開発されてきたが、ニュータイプに対抗できるほどの高性能なものは存在しなかった。そこで、UBCSの開発によって、ニュータイプ・パイロットを遥かに凌駕する性能を持つ無人兵器を完成させようとした。しかし、出来あがったものは当初の目標から程遠いものであった。
UBCSミサイル (UBCS missile)
 URESは、ミノフスキー粒子散布下での、無線誘導兵器の使用は限定されていた。しかし、EP20年にはミノフスキー粒子から電子回路を守る保護システムが、今までの100分の1のコストで使用可能となり、UBCSを応用した自己誘導型のミサイルを開発した。これにより、再び長距離からのミサイル攻撃が可能となったが、採用しているのは今のところURESだけである。
ウィアロン 巨大機動砲台 (Wearlon)
 太陽系連邦が、その繁栄の中で、地球圏の最後の防衛兵器として建設した巨大機動砲台。当時、外惑星圏、そして太陽系外の敵を想定し進められた『対異星人計画』の一部であった。ウィアロンと呼ばれる機動砲台は、当初12基が建設され、地球圏を囲むようにして、配置されていた。しかし、宇宙世紀末期に発生したニュータイプの反乱によって、多くの砲台が破壊された。
 その後、URESが残った機動砲台の所有権を引き継いだが、その莫大な維持費を担う事が出来るはずもなく、結局1基のみを残して、廃棄又は解体したと言われている。

 ウィアロンには、二枚の翼のような形をした巨大粒子加速器があり、その二枚の間に、コロニーのような形をした砲身が存在する。その威力は、宇宙世紀に存在した、コロニーレーザーを凌駕すると言われている。
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